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Posted by LOGPORT運営事務局 at

2014年04月28日

再開

 東京電力福島第一原発事故に伴い、全域が避難区域に指定されている福島県南相馬市小高区で、事故直後から休診していた市立小高病院が23日、約3年1カ月ぶりに診療を再開した。原発事故の避難区域で病院が再開するのは初めてで、住民帰還に向け大きな足掛かりとなる。 
 午前8時半から診療を開始した。小高区から鹿島区の仮設住宅に避難している松本友好さん(66)と妻アキエさん(65)が最初に診察を受けた。友好さんは「震災後は福島市の病院に通っていたので大変だった。地元の病院が再開すれば楽だし、安心できる」と話した。 
 松本さん夫婦を診察した高橋哲之助医師(71)は平成10年から20年まで同院院長を務めた。現在は本宮市内の病院に勤務しているが、“古巣”の再開を知り、週1回、診療のために小高まで通う。「帰還を望む人の助けになれば本望」と使命感をにじませた。 
 小高病院は避難指示解除準備区域にある。市は同区域と居住制限区域について、平成28年4月の避難指示解除を目指している。病院再開式で桜井勝延市長は「住民からは『病院がない所にどうやって帰れるんだ』という声があった。再開を機に小高区の皆さんと復興に向けて進んでいきたい」と述べた。 
 月、水、木曜日の週3回、7人の医師が交代で内科を中心に診療に当たる。受付時間は午前が8時半から11時半まで、午後が2時から4時半まで。



美唄市 

  


Posted by 次郎u at 00:31Comments(0)